6月13日_チームの価値観

本日はカテゴリーC(小学1,2年生)の保護者説明会を実施しました。チームの価値観を共有することを目的に行いました。最初に「ラグビースクールとスイミングスクールの違い」について話をしました。話の内容は「コミュニティで人を育てようとするかどうか」の違いです。子どもも大人も暗黙裡に組織文化の影響の中で学習します。そのため、どのようなコミュニティで学ぶかということは大事なカギになります。つまり、我が子をよりよく成長させようと考えたら、コミュニティに目を向け、コミュニティをよりよいものにしようとすると自分の子どももよりよく育ちます。本日は育てたい人物像として「自分で考える子」と「何度倒されても、また立ち上がる子」という話をしました。

カテゴリーCの子どもたちの発達段階は「たくさん認めてもらいたいし、褒められたい年頃」であることから、「みんなで褒め、みんなで叱り、みんなで助け合う」というキーワードをお願いしました。私やコーチの力だけでは限界があります。一人ひとりの大人の意識が「みんなで褒め、みんなで叱り、みんなで助け合う」というようになってくると本当に最高のコミュニティになると信じています。私は大まじめにこのチームを日本一最高のコミュニティになれると考えています。ささいな変化が大きな価値や成長を生み出します。

1年で倍以上の人数になったTR1SEです。最近は希望する4年生だけが残って、5、6年生男子と試合をしています。本日はTR1SEが負けなしの4連勝だったとのこと。この写真は、試合の合間に子どもだけで水筒を使って作戦会議を開いている様子です。まさに「自分で考える子」の姿です。あえて、大人が教え込むのではなく、大人が一歩下がり、子どもに考えさせているのです。長期的にみると試行錯誤した子どものほうが学力が高まります。うまく子どもの学びを支えて下さっているコーチの皆様に感謝しかありません。
2021年06月13日