3月24日_何度倒されても

今日のエントレはトップチームにとっては特別な日でした。つらく、衝撃的なことがあり、落ち込んだトップチームの子どもたちと私。私と車の中でつらい胸の内を語り合った子どもたち。振り絞るように「残念です」と語ったあの日。つらいのは自分だけではないと分かったあの日。つらくとも前を向こうと励まし合ったあの日・・・。

トップチームの子どもたちはまだ13歳ですが、本当に多くの苦難を経験してきました。だからこそ、今日、新しい仲間がグランドに来てくれる。そんな特別な日だったからこそ、多くのトップチームの子どもたちが集まり、そして、グランドで精いっぱいプレーしました。新しく来た仲間をみんなで歓迎し、みんなで彼を支え、みんなで彼と握手をし、「かならず土曜日来いよな!」と声を掛ける子どもたち。

今、トップチームはまた立ち上がろうとしています。以前、彼らに話しました。「高い山と低い山、どちらが景色がいい?」と。トップチームでラグビーを行うことはいばらの道。しかし、敢えて、そんないばらの道を選び、とてつもなく高い山を登ろうとしている子どもたち。中学校生活最後にどんな景色を彼らは見るのでしょう? 私は全力で彼らを支え、彼らと一緒に最高の景色を見ようと心から思いました。今、トップチームは人生でとても大事な勉強をしています。ラグビーが上手か下手か。試合に勝ったかどうか、よりも大切なこと。「ラグビー選手を引退した後の人生のほうがはるかに長いです」(松田力也談)

そうそう、体験に来てくれた彼から土曜日も火曜日もまた来てくれるとの報が届きました。未来は必ず明るい! 何度倒されても、また一緒に立ち上がろう!!

2020年03月24日